昨年秋、みずほフィナンシャルグループが全従業員の4分の1に当たる1万9000人の削減を打ち出しました。銀行界には3つの逆風が吹いています。(1)過当競争、(2)カネ余りによる企業からの資金ニーズの減少、(3)フィンテック、です。いずれも邦銀のビジネスモデルを揺さぶるもので、銀行界全体が大きな岐路に立たされています。

 

みずほ1.9万人削減の「次」

銀行員の不安  

「みずほ」の大規模な人員削減の次に何が起きるのか? 新しいビジネスモデルを描けず、バブル入行組の処遇に苦慮するメガバンクの姿は、邦銀全体に共通する課題です。将来も銀行は経済界のリーダーたりうるのか。課題に直面する銀行業界を展望します。平成のバブル入行組の処遇に苦慮する3メガバンク、再編に直面する地銀、スキャンダルにまみれるかつての優等生「スルガ銀」、半官半民意識が抜けない「ゆうちょ銀」……、銀行員は見逃せない内容です。