長年にわたり品質データを改ざんしていた神戸製鋼。製品出荷先は、自動車、電機、鉄道、ロケットなど多くの製造業に及び、  日本製品への信頼を揺るがす事態にまで発展しています。今後、取引先から巨額の損害賠償を請求される可能性もあります。

 

改ざんで揺れる名門企業

沈む神戸製鋼

じつは、神戸製鋼の不祥事は今回に始まったことではありません。この20年間で、総会屋への利益供与、煤煙(ばいえん)のデータ改ざん、政治資金規正法違反、グループ会社によるステンレス鋼線の強度データ改ざんと、まさに不祥事のオンパレードです。

創立100年を迎える名門企業はどこで間違えたのか? 

神戸製鋼の危機と、鉄鋼業界の再編も絡んだ今後の展望を探ります。