特集は、「半導体の覇者 ~熱狂する世界、沈む日本~」です。

東芝メモリの売却先が6月末をメドに決まります。今回の入札には、政府系ファンドである産業革新機構と米ファンドKKRとの日米連合は入札に参加しているものの、日本メーカーの参加はありません。東芝メモリの売却によって、かつて半導体大国だった日本は、世界の半導体市場で存在感を失います。

一方、世界では半導体の投資と開発で大変革期を迎えています。背景にあるのはAI(人工知能)や自動運転を軸とするコンピューティング(自動計算や情報処理)技術の実用化です。技術進化によって、夢物語だった人がコンピュータに置き換わることさえ目前になっています。

そのコンピューティング時代においてカギとなるのが、実は半導体です。世界のメインプレイヤーはそれを認識し、技術とビジネスの覇権を握るために、熾烈な競争を加速させています。同時にビジネスモデルと勢力図が大変動を迎えています。

「混迷する東芝メモリ売却」「国と企業が犯した過ち ニッポン半導体敗戦記」「グーグルが半導体を開発する必然」「半導体開発で世界を変えようとした、久夛良木建氏インタビュー」「世界の有力企業が半導体にこぞって参入する理由」など半導体・電機業界だけでなく、日本のものづくりに関心のある方に必見の記事が満載です。

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