最新号の第1特集「物流が壊れる」に関連して、インターネット通販の巨人・アマゾンにスポットを当てます。『週刊東洋経済』2009年8月29日号の第1特集「アマゾンの正体」を復刻します。まだオンライン書店+αの色彩が強かった頃で、直撃した米本社も2010年に移転する前のものです。

米本社を独占取材! 新流通帝国の全貌

巨人がもくろむデジタル新秩序

特集の4年前、2005年までは債務超過(株主資本がマイナス)だったアマゾン。08年秋の世界同時経済危機のショックもはねのけ、急成長モードに入りました。

PART1「“新・流通帝国”大河の深奥に迫る!」では、米国シアトル本社を訪問。日本のはるか先を行く商品群は生鮮食品から人材マッチングにまで伸び、やみくもな事業拡大にも見えます。しかし、商品の保管・物流を担う「物流インフラ」と、データの処理・蓄積を担う「ITインフラ」を自社で持つことにより、低コスト・低価格での品ぞろえを可能にし、顧客満足度を高め収益の成長につなげる、という基本的なビジネスモデルは現在も世界各国で首尾一貫しています。

PART2「日本人も虜にする“カイゼン経営”」では、毎年2ケタ成長を続け年商約2000億円に達した日本法人・アマゾンジャパンの取り組みを追いました。千葉県市川市にある物流センターの内部を徹底取材し、豊富な写真で解剖します。

キーワードで読み解く出版業界の『仕組み』」は、就活生にもおすすめのコラムです。そして、PART3「デジタル新秩序 覇権は誰の手に?」は、縮小を続ける出版業界に逆転の秘策があるか探ります。

(この画面下でセレクトした記事は特集の一部ですが、特集全体をご覧になれます。)

(週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘) (週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘)