最新号の第1特集「花粉症・アレルギーに克つ」に連動して、『週刊東洋経済』2010年6月12日号の第1特集「子どもの病気 全解明」を復刻します。親にとって、わが子の病気は自分の病気以上につらいものですよね。

親も子も心配、日本社会はどう備えるか

ある日突然やってくる不安

子どもの数は減っていますが、医療の進歩により、幼くして命を落とす子どもの割合は減っています。ただ、何らかの病気や障害を抱えて生活する子どもの割合はむしろ増えています。全国の小学生の約4%がぜんそくで、これは実に10年前の1.6倍、20年前の3.8倍に上ります。

少子化の中で、社会全体にとっても子どもの健康維持は重要な課題です。2007年の学校教育法の改正とともに特別支援教育が始まりました。背景にはすべての子どもに同じ場所で個別のニーズに合わせた教育を行う「インクルージョン」の考え方があります。

PART1「身近な病気」では、健康を守るための正しい知識を学びます。生活習慣病やアレルギーには誤解も多いようです。

PART2「難しい病気」では小児がん、心臓病、発達障害などの最新事情を追います。

PART3「費用・支援」はコストの問題です。医療費助成、予防接種、子どもの急病など治療・予防・保育にどのくらいかかるかを試算します。

PART4「教育・学校」では、病気や障害のある子どもが適切な教育を受ける道を探ります。

なお、ここでセレクトした記事は特集の一部ですが、筆者の都合により一部掲載していないページを除き、特集全体をご覧になれます。

(週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘) (週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘)