『週刊東洋経済』の過去のバックナンバーを紹介するこの企画。今週は、最新号の第1特集「東芝解体」にちなんだ2015年の号を取り上げます。また、日銀がマイナス金利を導入してちょうど1周年なので、2016年1月のサプライズ導入直後に発売された号もご紹介します。

東芝解体の発端/マイナス金利の導入直後

東芝-傷だらけの再出発、世界経済危機

1冊目は2015年9月26日号、第1特集は「東芝-傷だらけの再出発」。有価証券報告書の提出遅延、歴代3社長の辞任、決算赤字転落に揺れる総合電機の名門を取り上げました。日立、三菱電機との重電3社比較で「独り負けの理由」を分析しています。直近との絡みでは、当時から「くすぶり続ける米WH減損リスク」として、原発事業の不安について問題提起していました。カネボウ、JALの再建を率いた冨山和彦氏は「私が東芝の社外取締役なら社長解任動議を出していた」と語っています。また、この号の第2特集「公明党、創価学会よどこへ行く」も28ページの大特集です。

2冊目は2016年2月13日号、第1特集は「世界経済危機」です。16年初からの株価下落など世界的なリスクオフが起きたメカニズムを図解、為替変動に負けない会社を占う銘柄ランキングも掲載しています。米国経済中国減速中東の地政学リスクも分析しています。なお、この号の制作中に日銀の「マイナス金利導入」が発表されたため、緊急特集として「日本銀行」を14ページで押し込みました。Q&Aで「マイナス金利とは何か」を解説、銀行収益への影響も占いました。

(週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘) (週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘)