月曜日発売の『週刊東洋経済』最新号の内容を一足お先に紹介。最新号の第1特集は、2020年度の大学入試改革に向けて学力中心の教育が時代遅れとなる現代に“食える子”をどう育てるか(食育ではありませんよ、念のため)。深層リポートはメルカリスクエニ外環道の3本立てです。

先行き不透明な時代の子ども教育

教育論争がついに決着か

第1特集は「『食える子』を育てる」です。20年度は教育界の関ヶ原となり、「学力」と「考える力」のどちらを重視するかの価値観の対立がついに決着しそうだと言われています。教育改革の旗振り役、リクルート出身の藤原和博・奈良市立一条高校校長は、処理的な学力に偏重していた日本の教育が大学入試改革を機に転換し、考える力である「編集力」を育む授業に変わっていくと見通します。

PART1「変貌する読み・書き・そろばん」では、一条高校のほかAO義塾、デルタスタジオなどを実例に、志の醸成や科学の知識、ロボット操作などが21世紀の必須能力だと定義します。教育に関心の高い人の中でバズワードになっているSTEM(科学、技術、工学、数学)教室を成毛眞氏が授業参観。中高一貫で自立した女性を育てるのが主眼の品川女子学院の漆紫穂子校長は、今の子どもに重要な能力は「意欲や共感力といった非認知能力だ」と指摘します。大論争になっている英語早期教育、1年でも早く始めるべき」は本当かについても多角的に考察します。

PART2「習い事で身につく力」では、スポーツや芸術分野など、学習塾以外の習い事で育む“食える力”を大解剖します。習い事をめぐる親の願いと悩みを独自アンケート。子どもへの投資を惜しまない最大の理由は、学校教育の物足りなさだそうです。非認知能力が伸びるとして評価されている習い事。習い事で育む生きるチカラを水泳、サッカーからダンス、そろばん、ボーイスカウトまで、コストと能力で解剖します。

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(週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘) (週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘)