日本銀行が導入したマイナス金利は、株式市場にも影響を及ぼしている。

東証1部の配当利回りと長期金利の差が一時2%以上に拡大したことで、「これまでとは異質の資金が株式市場に流入している。たとえばREITが1日で10%近くも上昇するなど、考えられない値動きだ」と市場関係者は言う。

平均分配金利回りが3%台と、高利回りで知られるREITには新規資金が殺到。代表銘柄である日本ビルファンドは2月15日、前営業日比で約9%上昇した。

株安で利回り上昇

今からの時期で注目されるのは、3月決算期末に向けた配当取りの動きだ。日経平均株価は、昨年の大納会から2月19日にかけて16%下落。一方、東証1部全銘柄の平均利回りは、1.61%から1.92%に上昇した。

もっとも世界経済は不透明感を増しており、今後は減配の動きが広がる懸念もある。そこで3月期決算銘柄を対象に、2001年3月期以降、一度も減配したことのない銘柄に限定し、利回りの高い順にランキングを作成した。