ホテルが取れない!――。一昨年の終わりあたりから聞かれるようになった声だ。ホテルの客室単価が上昇し、「従来の旅費規程ではまともなホテルに泊まれない」という出張族の声も続出している。中には漫画喫茶や終夜営業のレストランで夜を明かす人もいる。

主因は訪日外国人客の増加だ。外国人客が予約を入れるのは数カ月前。一方のビジネス客は1週間前、場合によっては数日前に日程が決まることも珍しくない。これではビジネス客はまったく歯が立たない。

降って湧いたようなホテル需要に当のホテルも四苦八苦。100%以上の予約は入ってくるのだが、ハウスキーピングのスタッフが足りず、泣く泣く稼働率を80%に抑えるというような例も出てきている。

まずは3日前に確認 電話が最強の武器

繁閑にかかわらず日々ホテルを利用する筆者が実体験として提唱する予約術は、「三つの“3”と“T”」だ。「三つの“3”」とは、「3日前」「当日午後3時」「チェックイン3時間前」。「T」とは電話(Telephone)のことを指す。それぞれ解説したい。