インパクトあるメンバーは徐々に卒業(1月19日の単独リクエストアワー(c)AKS)

SMAPの解散騒動で日本列島が揺れた年初。国民的アイドルグループで転機を迎える、もう一つの雄がいる。AKB48だ。

2015年12月に10周年を迎え、擁する人数は国内外の48グループで473人(15年末)。4月には総監督として率いてきた高橋みなみ氏(24)が卒業する。彼女の書いた『リーダー論』は8万部超を発行、スピーチ力や統率力を買ったジャーナリストの田原総一朗氏から、政治家転身を勧められるほどである。

ただ、一時は社会現象にもなったAKB48も、今や絶頂期を過ぎた感が否めない。AKB48はオワコン(=終わったコンテンツ)なのか。それともよみがえるのか。自身の行く末は。彼女の証言を中心に今後について占った。

AKB48グループ前総監督・高橋みなみ(撮影:尾形文繁)

──卒業はソロ歌手ではなく、政治家への転身を狙っているから? 田原氏は「すでに各政党から誘いが来ている」とまで言っているが。

AKB48で総選挙をやっていて、卒業してすぐ“リアル総選挙”に出るなんて、いちばんバカがやることだと思う。今、政治に対して何の知識もない私が出て、仮に当選したとしても、それって意味がないんですね。自分の意志でやっていないので。田原さんに会うといつも言ってくるんだよなあ(苦笑)。