好調な日立製作所とは対照的に、2015年に創業140周年を迎えた東芝は不名誉極まりない1年を送った。内部告発をきっかけに、複数の事業で長年にわたる不正会計が発覚。08年度から14年度まで合計2248億円もの税前利益を減額修正した。

一連の問題を受けて、15年10月に経営陣を刷新。社外取締役も従来の4人から過半を占める7人(全体は11人)へ増員し、室町正志社長(前会長)をトップとする新体制が発足した。ただ、個人株主からの訴訟も提起されるなど、課題は山積している。

2015年11月に行った原発事業の説明会には室町社長(左)も出席した(撮影:尾形文繁)

今後、事業面でカギを握るのは、不振事業の整理と、主力の一つに位置づける原子力事業だ。

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