「Why Japanese People!?」。外国人から見た日本の妙な言葉や慣習に鋭いツッコミを入れるキレ芸で2015年にブレークした、お笑い芸人の厚切りジェイソンさん(29)。

彼にはもう一つの顔がある。米国の有名大学を卒業後、米GEなどを経て、現在はクラウド専業のITベンチャー、テラスカイ(東京・日本橋)で働く。15年に東証マザーズに上場した同社での肩書は、グローバルアライアンス部の部長。日米のIT業界に精通した人物なのだ。そこで今回、ビジネスマンとしてのジェイソンさんを直撃した。

Jason Danielson●1986年生まれ。2007年米ミシガン州立大学工学部卒業後、米GE入社。並行しイリノイ大学大学院修了。12年テラスカイ入社。グローバルアライアンスと米国子会社を担当。(撮影:梅谷秀司)

──これまでの経験を通して、日本のITシステム業界について疑問や変だと思うことはありますか。

日本企業は、製品はカスタマイズするものという考え方が中心ですね。当社が扱う「セールスフォース」のクラウドプラットフォームの場合、米国ではそのまま使う企業が多い。だが、日本はどうやってカスタマイズするかから検討が始まる。