「パソコン3社事業統合 東芝・富士通・VAIO交渉へ」。12月4日、全国紙の1面に躍った見出しに、疑問の声が噴出している。

VAIO幹部は「何の話も来ていない」と全否定。富士通幹部は「(交渉をしているとすら言えない)この段階で、『さまざまな可能性を検討している』としかリリースしようがなかった」と明かす。

東芝は年内をメドに「パソコンなど赤字事業の対策を公表する」(室町正志社長)と発表済み。そこで「焦って記者に書かせたのではないか」とVAIOと富士通は見る。

が、当の東芝幹部も、困惑の色を隠さない。「いろいろな可能性が残る中、先走って書かれた。相手があることだし、年内に決めるのは無理だ」。

効果の薄い弱者同士?