分譲マンションの損害保険には、住居部分である専有部分を対象にした火災保険と、玄関ホールや廊下、階段、屋上、ベランダなど共用部分を対象にしたマンション保険の2種類がある。

専有部分は区分所有者、共用部分は管理組合が保険に加入する。どちらの保険も、火災に加えて水害や落雷などの自然災害による損害を補償し、特約をセットすれば漏水事故などもカバーされる。

ところが最近、マンション保険の契約更新の際に損保会社から大幅な値上げを提示されるケースが増えている。

損害率が200%を超える

「残念ですが、来年からA損保のマンション保険の契約更新はできません」。

東京都内にある築35年のマンションの管理組合は、管理会社の保険部門担当者からこう告げられた。