国内金融機関で初の純利益1兆円超えを達成し、10月で発足10年を迎える三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)。さらなる成長をどう推し進めるのか。平野信行社長に聞いた。

ひらの・のぶゆき●1974年三菱銀行入行。2012年に三菱東京UFJ銀行頭取就任、13年4月から現職との兼務に。(撮影:今井康一)

──発足から10年でどんな課題が見えてきたか。

新しい取り組みを続けてきたが、それにも増して世の中の変化が早い。国内外ともにそう。ビジネスモデルの変革を進める必要がある。

国内は、少子高齢化に伴って個人客のニーズも変わってきている。これから来るであろう大相続時代のニーズに対応するため、銀行、信託、証券の3社が、より一体になって取り組んでいく。

──今後、重視する事業分野は。