米国の利上げ観測、中国の景気失速懸念に市場が揺れているが、日本の景気も芳しくない状況にある。

日本の4~6月期のGDP(国内総生産)は1次速報で前期比年率換算でマイナス1.6%だった。寄与度で見ると消費と純輸出が不振で下押しした(図表1)。

[図表1]
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9月8日発表予定の2次速報では法人企業統計調査による設備投資と在庫の状況が反映される。設備投資は1次速報で前期比マイナス0.1%だったが、2次ではマイナス1%前後に下方修正されるというのがエコノミストの予想。一方、在庫が積み上がっており、GDPではこれが押し上げ要因になる。結果、GDPはほぼ変わらないが、内容が悪化したとみられる。