経営学のトップジャーナル。これらに論文を載せることが研究者の目標だ

8月中旬、カナダ・バンクーバー。世界最大の経営学会、アカデミー・オブ・マネジメントの年次総会が開かれた。

今年のテーマは「Opening Governance」。ビッグデータ、クラウド時代のガバナンスといった意味合いだ。その対象は企業だけでなく、NGO(非政府組織)、病院、学校、政府機関まで及ぶ。組織の効率性、創造性を高めるにはどうしたらいいか、情報化時代のリーダーシップのあり方などがテーマとなった。

学会では毎年、さまざまな議論がなされている(図表1)。「思いやりと共感の経営学」「インフォーマル経済と経営学」……。そのテーマは想像以上に広がっている。経営学は主に経済学、認知心理学、社会学の3つを理論背景としているといわれており、近年では社会学的、心理学的なアプローチが顕著だ。

[図表1]
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