自分の関心のある所には出向き、話を聞く。首相公邸(旧首相官邸)に人を呼ぶことも多い。公邸内で撮影(撮影:尾形文繁)

第1次安倍晋三内閣で首相秘書官を務めた井上義行(参議院議員。日本を元気にする会)は安倍首相の昭恵夫人を、一言で「すごく度胸が据わっている人」と評した。

週刊誌『女性セブン』9月10日号(8月27日発売)がその行状を「夫は逆風の中 安倍昭恵(あべ・あきえ)さん(53)布袋寅泰(53)と深夜2時! 酔って、唇、しなだれて ファーストレディーの危うい夜に周囲は思わず目を背け」と題して記事にした。布袋は歌手・女優の今井美樹の夫で、著名なロックミュージシャンだ。

昭恵は安倍首相の自民党総裁復帰の直前、2012年8月に東京の内神田で居酒屋「UZU(うず)」を開業して女将(おかみ)となり、奔放、大胆な生き方が話題を呼んだが、今度は「度胸のよさ」を通り越して無軌道・無防備の危うい女性、と見た人が多かった。

だが、もちろん「政治家の妻」としての務めは果たしてきた。地元秘書で夫人担当も兼ねる鮎川建司は、「14年12月の総選挙も、選挙区入りできない夫に代わって選挙期間中ほぼ毎日、選挙カーで山口4区全域を駆け回った」と話している。

今年7月26日、山口県長門市で昭恵と山口県立大学企画デザイン研究室の共同企画のイベント「アグリアート・フェスティバル」が開催された。昭恵は農作業服のファッションショーでもんぺ姿を披露した。

そこへ突然、夫の晋三が現れた。「私が女房に呼ばれてきたと思ったかもしれませんが、故郷が大切という思いで」と言って笑顔を振りまいた。飛び入り参加は「妻思いの首相」のサービス精神の表れであった。

8月1日、昭恵は三重県いなべ市に向かう。いなべエフエム開局1周年の式典で記念講演を行ったが、その中で安倍内閣が6月に発表した「16年主要国首脳会議(サミット)の三重県志摩市開催」に触れた。