どうやって勝てる銘柄を選ぶか(ロイター/アフロ)

現在の相場は銘柄選択が投資の巧拙を分ける。2012年末からのアベノミクス相場で生まれた「勝ち組」の個人投資家たちも日々頭を悩まして銘柄研究に努めているところだ。そのような投資家4人の話を以下で紹介しよう。彼らの話には何か学べるものがあるはずだ。

CASE1
目安は「5年後PER」企業の成長を独自予測

元手にした退職金2000万円が、6年後には約20億円に──。日経平均株価が15年ぶりに2万円台を回復した今年4月、資産100倍増という投資家の夢を実現した人物がいる。ネット上で「今亀庵」として知られる65歳の男性だ。

投資歴自体は約40年と長いが、100倍増達成の起点となったのはリーマンショック後。早期退職で得た退職金でまずJ‐REIT(不動産投資信託)を購入、これが1年で10倍に上昇した。その後、アベノミクスの波に乗り、数十銘柄の株式に投資。その中でも中堅ノンバンクのJトラストの株価が20倍となった。委託保証金(証券会社に差し入れる担保)の約3.3倍の取引が可能となる信用取引も駆使し、資産100倍増を達成した。