敗戦後、19歳だった清水信次は三重県の家族の疎開先に戻った。だが、そこはわずか6畳の養蚕部屋。その小さな部屋に両親と弟妹の計6人が暮らしていた。家族は食べ物も寝床もままならない状態で、「自分が稼がな…