有料会員限定

AIで全産業を支配 グーグルが描く未来社会の設計図

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 最新
拡大
縮小

英フィナンシャル・タイムズ紙の報道によれば、グーグルのラリー・ペイジCEO(最高経営責任者)は今、ミッションステートメント(会社綱領)の改定を検討しているという。

グーグルが創業時から掲げている理念は「世界中のすべての情報を整理して、誰もが使えるようにする」というもの。だが現在は、次世代ロボットから遺伝子解析まで、あらゆる領域へとビジネスを拡大しつつある。単なる検索エンジン業者だった頃の綱領では、実態に合わなくなってきているのだ。

2014年秋の経営改革でペイジ氏は実務の大半をスンダー・ピチャイ上級副社長(プロダクト担当)に委譲したという。今は「グーグルが今後世界を変えるうえで、具体的に何をすべきか」といった将来ビジョンの策定に注力している。

これを技術面から支えるのが、世界的に注目を浴びているAI(人工知能)だ。AIとは「見る」「聞く」「考える」「会話する」など、人間が持つさまざまな知的能力をコンピュータやロボットなど機械の上で人工的に実現する技術。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内