全国的に晴天が続いたゴールデンウイーク。東京・練馬区の青梅街道沿いにあるファミリーレストランや回転ずし店は、多くの家族客でにぎわっていた。一方、近くにあるマクドナルドの雰囲気は対照的だった。駐車場には空きスペースが目立ち、店内はひっそりと静まり返っている。

「以前なら昼のピーク時で30分当たり3万5000円の売り上げがあったが、今年はいいときで2万円ぐらい。1万円ちょっとの日すらあった。店員同士で『暇だね』と声をかけ合うのが合言葉みたいになっている」。関東近郊のマクドナルド店舗に5年以上勤める女性アルバイト店員はこう嘆く。

今、マクドナルドがかつてない苦境に陥っている。きっかけは昨年7月下旬。「チキンマックナゲット」などの調達元だった中国の食肉加工会社で使用期限切れ食肉が使われていた問題が発覚した。即座に全量タイ産に切り替えるなどの措置を取ったものの、既存店売上高は大幅にダウン。このチキンショックが引き金となり、2014年12月期は218億円の最終赤字に転落した。