ファンドマネジャー歴25年、運用資産2200億円の日本株ファンドを運用し高いパフォーマンスを上げてきた窪田真之氏に、上昇株の見極め方や売買のタイミングについて聞いた。

くぼた・まさゆき●慶応義塾大学卒。住友銀行等を経て1999年から大和住銀投信投資顧問で「黒潮ファンド」等の運用担当。2014年から現職。

Q.これから上昇が期待される銘柄をどうやって見つければいいですか。

経済が構造変革を起こすとき、新しい成長テーマがたくさん出てくる。今がそのときだと思う。東京五輪が開催される2020年に向けて成長が期待される新しいビジネスを手掛けている成長株に注目したい。

成長株は長期投資だと考える人もいるが、その考えではうまくいかない。成長株は値動きが激しい。人気が出てあっという間に株価が倍になったり、人気が収まると一気に半値になったりする。私はファンドマネジャー時代、成長株は基本的に短期投資と割り切って売買を繰り返していた。

Q.小まめに株価をチェックできない個人投資家には難しそう。売買のタイミングは?

みんなが熱狂する人気株を株価急騰後に買うのは禁物だ。高値で買って、下がっても「成長株だから長期投資」といつまでも損切りしないのが、成長株で損するパターン。