医師の給与や勤務実態、医局とのかかわりは。大学病院や民間病院で働く30~40代の勤務医に実態を語ってもらった。

──はじめに、なぜ今の診療科、勤務先を選んだのですか。

A 幅広い対象の病気を診られるという点で、消化器内科は魅力的だった。外科系は、飲み会で出し物をするなど体育系のノリが嫌で避けた。今は大学院で研究しながら大学病院での勤務もしているが、卒業後は医局の指示で、関連病院に派遣されることになる。

C 放射線科がかかわるCT(コンピュータ断層撮影)やMRI(磁気共鳴断層撮影)の検査は、多くの病気の診断の要となる。複数の診療科とかかわれるので学ぶチャンスが多いことが決め手だった。当直がなく、子育てをしながら家で勉強ができる点もよかった。

B 医学生になった当初、産婦人科はまったく考えていなかった。だが、後期研修でお産に携わり、心から「おめでとう」と言って送り出せることに感動した。都心から2時間かかる地域の基幹病院に来たのは、もちろん医局の指示だ。