米アマゾンの「プライム・エア」。最大で約2.3キログラムの荷物を注文後30分以内で配送する

はたして「ドローン」は“空の産業革命”を起こせるか──。

ドローンと呼ばれる無人飛行機が世界中で離陸しようとしている。ドローンとは複数のプロペラを持ち、電池を動力源に空中を浮遊する機器で、マルチコプターとも称される。誤解を恐れずに言えばラジコンヘリの進化版。ただし応用範囲は劇的に広い。

[図表1]
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その可能性を広く世に知らしめたのが、米アマゾン・ドット・コムだ。2013年末に発表した構想が「プライム・エア」。配送センターからドローンを飛ばし、重さ最大2.3キログラムの荷物を30分以内で届ける野心的な計画は、見る者に衝撃を与えた。実現性を危ぶむ声もあるが、この発想に触発され、日本でも離島などで、ドローンによる配送の実現を目指す動きがある。

もちろん用途は配送だけにとどまらない。

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