イラクとシリアの周辺領域を支配した「イスラーム国」が、日本人人質1名の殺害を発表、もう1名をなおも拘束し、ヨルダンで獄中にある著名な自爆テロ未遂犯の釈放を要求している。それに先立っては、フランス・パリで風刺新聞シャルリー・エブド紙に男たちが押し入り、風刺画家や編集者などを冷酷に殺害。これに立ち向かうフランス市民は、宗教権威の支配に対する批判精神の自由を確認する大規模なデモで集った。多数の少女を誘拐して奴隷にして売ると表明するナイジェリア北部のボコ・ハラムなど、世界各地でイスラーム主義過激派組織の行動が波紋を広げる。

いったい何が起こっているのだろうか。いたずらに現象に惑わされず、こういった運動が現れてくる背後にあるメカニズムを理解すれば、先の見通しも立つ。