英語力を高め、ビジネスの最前線で使いこなす日本のエリートたち、いわば「ビジネス英語の達人」は、英語で自分を語る言葉をしっかりと持っている。

留学先や職場での、多様な文化的背景を持った同僚との切磋琢磨の中で、単に英語でコミュニケーションするだけでなく、英語を使ってどう自分を伝えるかが大切だという共通認識にたどり着く。

そんなビジネス英語の達人4人に、自身と英語とのかかわり、英語を学ぶ人すべてに対するメッセージを送ってもらった。

各人に挙げていただいた(英語の)座右の銘も、実にさまざま。英語が上達してからもなお、人生における自分の到達点に向かって旅を続けることが大切だということを思い知らされる。

Where there is a will,there is a way.
自分の道は自分で拓く

英語の上達には自分から飛び込んでいく勇気を持つこと。知らない単語が出てきて、辞書もない環境で意味がわかったらその言葉は一生忘れない。緊張感の中で汗をかきながら英語を話す体験が実は最も「近道」なのだ。

インド人に学ぶ柔軟な英語アレンジ力と積極性

タタ・エレクシー・リミテッド日本支社長 徳澄大輔

とくずみ・だいすけ●1993年米オハイオ州キャピタル大学卒業、2013年グロービス経営大学院大学卒業。外資系IT企業、インドIT大手・ウィプロを経て14年7月より現職。(撮影:今井康一)

当社はインド最大の財閥グループの一員なので、日本支社にいる30人ほどの従業員の8割以上がインド人。いつも職場では早口の英語と日本語が飛び交っていて、部下に「Slow down!」と注意することもしばしばだ。インド人たちは派遣後、すぐ日本企業へ営業に飛び込んでいく。