+250点も夢じゃない

応用編 ビジネスにも使えるTOEIC必勝法

総合力が身につく試験対策 受け身の勉強をやめよ

TOEICを社員の評価基準に導入する企業が増えている。国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の調査では、企業の6割がTOEICテストの結果を評価に利用しており、国際部門での業務遂行においては平均750点以上のスコアを期待している(「上場企業における英語活用実態調査」2013年、回答304社)。

受験者数も増加を続けている。IIBCの大村哲明役員付補佐は、「社会的に注目される事象があると、受験者数が底上げされる」と語る。実際、大学が単位認定を始めた時期や、楽天やファーストリテイリングが英語の社内公用語化を打ち出したタイミングで受験者は一段拡大している(図表1)。

[図表1]
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聴く(リスニング=L)、読む(リーディング=R)、話す(スピーキング=S)、書く(ライティング=W)という英語の4技能のうち、TOEICテストが判定するのはLとR。マークシート方式であり、つい小手先の試験対策だけに走ってしまいやすい。だがそれでは、仕事の現場で使える英語力は身につかない。

本来、TOEICは文法学習や音読で総合的な英語力を向上させようとしている人が、健康診断のように受けるものだ。2~3日酒を断って結果がよかったから、暴飲暴食生活に戻る、では意味がないのと同じこと。会社から受験を強制されている場合であっても、せっかく勉強するのであれば、単純なスコアアップだけでなく、ビジネスの場で実践的なコミュニケーションツールとして活用できるようになる「一石二鳥」を狙いたい。

[図表2]
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レベル別学習に加え 発信力の強化が有効