読めて聴ければ書ける、話せる

 基本編 英語脳を作るノウハウを伝授

声を出すことが真の極意 黄金の「音読」勉強法

受験勉強で英語を死ぬほど勉強した人も、苦手であまりしなかった人も共通の悩みは、英語を「話せない」ということ。

日本の英語教育の弱点として、英語を理解するために日本語に訳し、自分の主張を表現する際も日本語から英語に訳してきた。翻訳力はつくものの、ビジネスの現場や日常会話においてこれを頭でやっていると英語を話すスピードが上がらない。

企業の海外部門など仕事で実践的に英語を使いこなす人たちは、日本語を介さず、英語のまま理解し、コミュニケーションしている。

手っ取り早いのは英語を日常的に使う環境に身を置く海外留学や海外生活だが、日本にいては一生スラスラ話せない、というわけではない。海外生活の経験がなく日本でも日常的に英語を使わないにもかかわらず、高度な英語力をもってコミュニケーションしている人はいる。

そのための「黄金メソッド」として、本誌では音読訓練を推奨する。テキストを声に出して読んだり、音声を聴いてまねをしたりする音読だ。これが「日本語を介さない英語力」の上達に大きな役割を果たす。会話のための話す訓練にとどまらず、聴く、読む、そして書く力もアップさせる効果が音読にはある(基本的な音読手法については50ページのQ&Aで紹介している)。

「日本語を介さない英語力」をつけるための音読は、次の三つの点を押さえておくとより効果が上がる。1.単語力、2.通訳読み、3.発音、だ(図1)。

[図1]
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単語力は大人流で効率的に伸ばす