工作機械が好調だ。北米の自動車増産で受注拡大しているだけでなく、国内の設備投資減税効果で新型設備を導入する事業者が相次ぐ。アイフォーン6生産に伴う特需が加わり、日本工作機械工業会は2014年の業界全体の受注総額を前年比約3割増の1.45兆円と予想しているが、上振れて1.5兆円程度まで伸びそうだ。

自動車工場で使われる工作機械ロボット。自動車の生産台数の増減の影響大

15年はアイフォーン特需が剥落しても受注拡大は続く。生産性向上設備投資促進減税を追い風に老朽化した機械を更新する動きは旺盛。自動車向けも北米の好調に、東南アジアや欧州の回復が加わる。

中国では工場自動化が進展中だ。人件費の高騰などを背景に、人の手で行っていた作業を日本の工場と同じようにロボットにさせる動きが加速しており、日本の工作機械の導入が進んでいる。