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木股昌俊 クボタ社長 大型農機に手応え 海外工場の拡張も視野

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クボタは2015年春から“本丸”の攻略に打って出る。販売するのは130~170馬力クラスのトラクターだ。特に北米は、世界で4兆円とされる大型農機市場の4割を占め、クボタとしては畑作用大型トラクター本格参入となる。今年6月に急逝した益本康男前会長兼社長の後を受けて指揮を執る、木股昌俊社長に成算を聞いた。

きまた・まさとし●1951年生まれ。77年久保田鉄工(現クボタ)入社。2001年筑波工場長兼筑波研修所長。05年取締役。14年4月副社長に就き、同7月から現職。(撮影:今井康一)

──前社長時代から悲願だった大型トラクターの販売にいよいよ乗り出す。

欧州と北米でディーラー(販売代理店)に新型機種を披露した。非常に評判がよかったので、手応えを感じている。北米のディーラーからは生産計画以上に出荷しなければならないような受注をもらったくらいだ。

──今まで北米で展開するクボタのトラクターは130馬力以下がメインだった。

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