ホンダに問われる戦略の具体化 2040年エンジン車ゼロに

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2021年から指揮を執るホンダの三部社長(写真:ホンダ)

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日本メーカーの中で唯一「脱エンジン」を打ち出したホンダは、目標に掲げる2040年に向けた事業構造の転換に着手している。

エンジン関連部品を製造する栃木県真岡市の拠点は25年中に閉鎖すると21年6月に発表した。21年に劇的な総合優勝を飾ったF1は同シーズン限りでの撤退を決めている。脱エンジン宣言について、三部敏宏社長は「かつての馬車から自動車に変わるような大きな変化だと思う。過去の延長線上に未来はない」と危機感を示す。

水面下では、市場縮小が予想されるエンジン関連部品を主力とする系列部品メーカーとの連携も加速する。

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