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10倍株はこう探す 複眼経済塾の渡部清二塾長が指南

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四季報を約100冊読破して得た投資ノウハウを伝えよう。

複眼経済塾 塾長 渡部清二(わたなべ・せいじ)大手証券会社に23年間在籍し、日本株セールスに携わる。2016年から複眼経済塾の塾長として四季報読破と日経マジ読みを教える。現在の塾生は全国の個人投資家約1000人。

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四季報は宝の山

個人投資家に銘柄の分析方法を教える複眼経済塾を2016年に立ち上げた。19年末に120人ほどだった塾生は、20年に1000人超へ急増した。株価が急落した後、大きく上昇したこともあるが、コロナ禍で投資について原理原則を学びたいというニーズが高まっているように感じる。

複眼経済塾の目的は、実践と経験から得たノウハウを広め、リスクを理解し、自らの判断で投資できる自立した投資家を増やすこと。

私は証券会社で約20年、個人投資家や機関投資家に接してきた。そこで感じたのは、証券・銀行・保険といった金融業者は、簡単なことを難しい言葉で説明し、顧客からお金を預かり、その手数料で商売をしている、ということだ。 株式投資は金融業者に任せなくても個人投資家が自分で判断して成果を出すことは十分可能だ。

その第一歩として塾生に説明しているのが「投資の三種の神器」。『会社四季報』を読破し、日本経済新聞を切り抜き、指標ノートを記録する。誰でもいつでも始められることで再現性が高い。三種の神器を使って、身近にある、よい企業に気づくことが重要だ。

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