(撮影:今井康一)

「『みずほ(瑞穂)』は、『みずみずしい稲の穂』を表す言葉であり、『みずほ(瑞穂)の国』は、実り豊かな国を意味する日本国の美称として用いられています。

この名称は、グローバルな金融市場において、日本を代表する金融機関として、最高水準の総合金融サービスにより、国内外のすべてのお客さまに豊かな実りをご提供していくという決意を込めたものです。

みずみずしさを感じさせる若々しい語感は、新しい企業文化にふさわしく、広くみなさまに親しんでいただける名称であると考えています」

これは、みずほフィナンシャルグループが、「みずほ」という名前の由来について説明したものだ。

バブル崩壊後、不良債権処理に苦しんでいた都市銀行は相次いで合併し、巨大なメガバンクグループが誕生。その先駆けがみずほだった。

それから20年余りが経過、はたしてこの説明どおりの金融機関になれたかと問われれば、その答えは「否」だろう。終わりが見えないシステム障害によって、「最高水準の総合金融サービス」も「国内外のすべてのお客さまに豊かな実りをご提供していく」こともできていないからだ。