世界のテレビ市場で日本メーカーの存在感が薄れる中、ソニーは奮闘するものの、1位と2位は韓国勢が独占している(編集部撮影)

コロナ禍での巣ごもりに五輪開催と追い風が吹き、久々に活況を呈したテレビ市場。国内のテレビ出荷台数は2020年4月から2021年6月まで、15カ月連続で前年同月を上回った(電子情報技術産業協会調べ)。

世界中のメーカーのブランドが並ぶ都内の家電量販店などで存在感を放つのは、「ブラビア」を展開するソニー。イギリスの調査会社・オムディアのデータによると、2020年の国内のテレビ販売における売上金額ベースでのシェアは26.8%と、2位のパナソニックや3位のシャープを押さえて首位に立つ。

ところが世界市場に目を向けると、その顔ぶれは一変する。

2020年の世界のテレビ市場のシェアトップは、韓国のサムスン電子。次いでLGエレクトロニクス、ソニーは3位と、世界シェアの約5割をサムスンとLGで独占する。