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楽器産業の優等生「ヤマハ」を悩ませる大問題

── 河合楽器やローランドに比べて勢いが弱い

東洋経済 記者 大竹麗子[2021/9/22掲載]

電子楽器の売り上げは各社で明暗が分かれる(撮影:梅谷秀司)

長引くコロナ禍で、電子ピアノや電子ドラムなどの販売が好調。カシオ計算機や河合楽器製作所などの電子楽器メーカーがその恩恵を受けている。そんな中、いまいち勢いが弱いのがヤマハだ。2022年3月期の第1四半期の電子楽器の売上高は前年同期比35.8%増の231億円、通期では同9%増の924億円を見込んでいるが、他社の成長率と比べると見劣りする。その一番の要因は半導体不足にある。

20年10月に、ヤマハが電子楽器向け半導体の多くを頼ってきた旭化成マイクロシステムの延岡工場で火災が発生。世界的な半導体不足もあり、電子楽器向けの供給不安に拍車をかけている。ヤマハは増産を急ぐが、思うようにいかない様子だ。

さらに、ヤマハが世界シェアの約3割を握る管楽器の売り上げ落ち込みもある。管楽器は飛沫が飛ぶと敬遠され、需要の回復が鈍い。頼みは新興国。中でも中国はコロナ禍からの回復が早く、楽器需要も急増している。

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