「平成26年式」と10年未満だが価格は新車の2割へ落ちた

19万9000円、28万円、33万円──。インターネット上の中古車販売サイトで検索すると、日産自動車が2010年末に発売したEV「リーフ」の初代モデルが中古車として格安で売られていた。新車価格は約380万円。その10分の1以下の価格で売られている車両もある。

なぜここまで価格が下がってしまったのか。近畿地方にある中古車販売店の担当者は、こう事情を語る。「新車当時と比べるとバッテリーが劣化し、航続距離は半分くらいになる車両もある。これくらいの価格じゃないと、お客さんは買ってくれないんですよ」。

一般的に、EV用の電池の性能は10年で7割ほどに下がるといわれる。電池の劣化が進めば、その分航続距離は短くなる。したがって、現行の2代目リーフに比べても「(電池が劣化している車両が多い)初代リーフは値段が下落する傾向にある」(同担当者)。