ウーブン・プラネット・ホールディングスCTO ウーブン・コア チェアマン 鯉渕 健(こいぶち・けん)1993年にトヨタ自動車入社。車両運動性能開発などに携わり、幅広い車両制御システム開発の専門知識を習得。2014年から自動運転技術などの開発責任者を担当、18年7月からTRI-AD CTOを兼務。21年6月にトヨタのクルマ開発センターフェローに就任。

GAFAや新興企業の参入も相次ぐ自動運転領域にどう取り組むのか。制御システムの開発に長年携わってきた、ウーブン・プラネットHDの鯉渕健・最高技術責任者(CTO)に聞いた。

──自動運転技術の開発では何を大切にしていますか。

自動運転はレベル何という形で語られがちだが、数字だけが唯一の指標ではない。レベル2にもやれることがまだまだある。それはレベル3でも同じだ。数字を追い求めるのではなく、まずは本当に安全で安心であることをいちばんに置き、どれだけ使いやすく疲れず快適に移動できるかを突き詰めていく。レベルというのはその結果として出るのであり、数字だけを追うのは僕らの方針ではない。