speech1|決意

── バラク・オバマ(米国第44代大統領)

非白人の米国大統領が誕生した2009年1月20日の就任演説会場には、マイナス7度の寒さの中で前例のない約200万人が集まった。「新たな試練と責任」。コロナ禍の今にも通じる。

(AP/アフロ)

私たちの試練は新しいものかもしれません。

それに立ち向かう手段も新しいかもしれません。

しかし、私たちの成功の可否を左右する、正直さと勤勉、勇気と公正、寛容と好奇心、忠誠心と愛国心といった価値観は、古くからあるもので、真実です。

これらは米国の歴史を通じて、前進するための静かな原動力となってきました。

必要とされているのは、こうした真実に立ち返ることです。

今私たちに求められているのは、 新たな責任の時代です。

アメリカ人一人ひとりが、自分自身、国、そして世界に対して義務を負っていると認識することです。

そして、全力を尽くして困難な仕事に取り組むことほど心を満たし、アメリカ人らしさを示すものはないと確信して、この義務を嫌々ではなく、喜んで引き受けることです。

これが市民であることの代償であり、 約束です。

 

speech2|意識改革

── クリスティーヌ・ラガルド(ECB総裁、国際通貨基金元専務理事)

14年5月、IMF(国際通貨基金)専務理事時代の米民主党国際研究所でのスピーチ。性差に挑む女性のエンパワーメント(潜在能力の発揮)について、率直かつ明確に持論を披露した。