(TrifonenkoIvan / PIXTA)

『苦労や試練に直面したときは、自分は幸運だ、と思えばいい。』

── 稲盛和夫 京セラ名誉会長

苦労の連続だった。中学受験に失敗、結核を患い、空襲によってすべてを失い、大学卒業後も不況で就職すらままならなかった。入った会社はたいへんなボロ会社。赤字、労働争議は頻発、給与は遅配。同期は次々に辞めていった。しかし、世間を恨んでいても仕方がない、と稲盛さんは未来を信じて仕事に打ち込んだ。すると、すばらしい実験結果が出た。

「人生の命運を分けたのは、運不運ではなく、心の持ちようだったのです」

苦労があったからこそ、起業につながった。納得のいく人生を送ることができた。

「だから、試練に遭ったときには、むしろ幸運だと思ったらいいんです。その意味は年をとってから必ずわかります」

『トップは「真剣の勝負」であり、ナンバー2以下は「竹刀の勝負」である。』

── 古森重隆 富士フイルムホールディングス前会長兼CEO