内陸国から世界へ! モンゴルテックの衝撃

急速に都市化とIT化が進むモンゴル。意外なテック企業も現れた。

内陸国のモンゴルの若者の間で、スマートフォンアプリから少額融資を受けられるサービスが急速に普及している。

モンゴル発のフィンテック企業であるアンドグローバル(本社所在地はシンガポール)は、事業子会社でAI(人工知能)を用いたスコアリングアプリ「LendMN」を開発。無担保でのローン貸し付けを行っている。

貸出可能金額は1回5万~100万トゥグルグ(約1900~3万8000円)で最大30日間利用可能だ。国内の利用ユーザーは現在約24万人で、モンゴル人の約7%が使っている計算になる。性別では6割が女性で、年齢層では4割が23〜30歳の働き盛りの若者だ。また、首都ウランバートル在住の利用者が65%を占める。

消費意欲が旺盛でファッションや香水に気を使うモンゴルの若い女性たちにとって、気軽にお金を借りられるこのサービスはとても便利だ。既存の銀行より早く・安く・手軽にお金を借りることができる。返済率も98.5%と、AIによる与信審査の精度は高い。

同子会社は2017年の事業開始後、わずか11カ月でモンゴル証券取引所にスピード上場を果たし、その注目度の高さから「TOP20インデックス」(モンゴル証券取引所の代表的な株価指数)の構成銘柄にも選ばれている。