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有望株を見つけるコツ 四季報LOVERが教える

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投資初心者でも簡単にできる3つの方法を伝授する。

個人投資家、株式投資講師 藤川里絵(ふじかわ・りえ)2010年に株式投資をスタート。『会社四季報』による銘柄発掘を得意とする。著書に『月収15万円からの株入門 数字オンチのわたしが5年で資産を10倍にした方法』(扶桑社)など。(撮影:梅谷秀司)

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「月足ぴょこ」で瞬時に発見

『会社四季報』は有望株を見つけるのに欠かせないツールだ。しかし、何度か開いたものの、どうすればいいかわからず、重しと化している場合もあるだろう。

四季報愛読歴10年、年4回発売されるたびに欠かさず全ページに目を通し、いつでも手に取れる場所に置いて、暇さえあれば読んでいる四季報LOVERの筆者からすると、それは非常に残念なことだ。実は初心者であっても、コツさえ知っていれば有望株は見つけられる。四季報は、多くの人に役立つ株式投資の“実用書”なのだ。

ここでは初心者でも簡単に有望株を見つけられる3つの方法を伝授しよう。はっきり言って王道ではないかもしれない。株式投資では、利益の伸びやその持続性、独自の強みや参入障壁などを分析することが、王道といわれる。だがここでは初心者に向けて、ちょっとした“チート”(横着な方法)を紹介する。

「月足ぴょこ」を探す

まずは「月足ぴょこ」投資法だ。四季報には月足チャートが掲載されている。初心者はひたすらこのチャートだけに意識を向けよう。株価が右肩下がりを続けた後、ぴょこっと1本白いローソク足が立つことがある。それこそが超有望銘柄だ。ここから株価の上昇トレンドがスタートする確率が高い。

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