(tiquitaca / PIXTA)

前記事で学んだ基礎を、直近の株価チャートで実践的に解説する。まず、買いサインが出て、しばらく経った2銘柄。

KNT-CTホールディングスは、2020年3月に安値612円をつけた後は下値固めとなり、包み足で底入れを確認し、反発基調を強めた。52週線まで戻る場面があったが、26週線が下向きであったため大幅反落となった。だが、同年8月安値649円は3月安値を下回らず、2つ目の谷を形成。十字線に近い足が出た翌週は陽線となり、上値を追った。上向きの26週線を13週線が上回るゴールデンクロスが現れたが、下向きの52週線に再び戻りを抑えられた。このように上げ下げの保ち合いが続いたことで短期・中期・長期の移動平均線が収束し買いサインが点灯。21年に入って株価は上放れた。

21年5月にはネックラインである20年5月高値1278円を上回り、ダブルボトムが完成。足元は6月高値1579円からの調整局面にある。だが、移動平均線は上から短期→中期→長期の順に並んでおり、中期上昇局面入りが濃厚だ。上向きで推移する26週線まで調整された後、「長大陽線」の買いサインが出ており、6月高値の更新も視野に入る。