株式市場に上場するETF。株価と同じく、取引時間中に価格が動く(Angel Franco/The New York Times)

複数の銘柄に分散投資できるETF(上場投資信託)。2000を超えるETFが米国市場で取り引きされる中、どの銘柄に投資するべきかを3人の専門家に聞いた。

全員がそろって挙げたのが、インベスコQQQトラスト・シリーズ1(ティッカー:QQQ)だ。米国ナスダック市場の代表的な銘柄で構成される「ナスダック100指数」への連動を目指すETFだ。

GAFAMに代表される、アルファベット(グーグル)、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトと、テスラ、エヌビディアが組み入れ上位の銘柄で、「米国の代表的な成長企業に投資できる」(SBI証券の榮聡シニア・マーケット・アナリスト)。

ザ・モトリーフール・ジャパンの加賀章弘ジャパン・ヘッドは、「デジタル化やEV(電気自動車)化といったグローバルでの長期トレンドの恩恵が受けられる。個別銘柄だと株価変動が大きいが、ETFで保有することにより変動幅を抑えられる」と語る。

また榮氏、マネックス証券の岡元兵八郎チーフ・外国株コンサルタントが挙げたのが、バンガードS&P500ETF(ティッカー:VOO)だ。米株式市場の代表的指数とされるS&P500との連動を目指すETFだ。同指数は米国を代表する大型株500銘柄で構成され、機関投資家が運用パフォーマンスのベンチマークとして広く採用している。

榮氏は推奨理由として、「S&P500は過去30年間で平均上昇率が年8%と、長期にわたり上昇している。同ETFはコアポートフォリオの構築によい」と述べる。岡元氏も、「S&P500構成銘柄の売り上げの半分以上が米国外で得られたもの」と、世界の成長を取り込める利点を挙げる。

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