モデルナはワクチン開発でバイオ株の代表銘柄に(Kevin Mohatt/The New York Times)

企業の将来性を占ううえで重要なのは、売上高が継続して伸びているかどうか。米国企業は、赤字決算でも研究開発費や販促費を積んで成長を優先することが、マーケットに許容されている。

今期コンセンサス予想を基にした増収率ランキングを見ると、上位はバイオ医薬ベンチャーが席巻。1位は独ビオンテック、2位はモデルナと、両社ともにコロナワクチン接種の拡大で大幅増収を見込む。4位のヴィル・バイオテクノロジーは、英グラクソ・スミスクラインと共同開発するコロナ治療薬が今年5月に米国で緊急使用許可を得るなど注目を集めている。

回復基調にあるのは8位のライブ・ネイション・エンターテインメント。大手コンサート運営会社で、前期は8割超の大幅減収と巨額赤字に沈んだが、今期は前期比168.2%の増収。来期はコロナ前の水準を超える見込みだ。7位のシャオペン(小鵬)と14位のニオ(蔚来)は中国のEV(電気自動車)メーカー。赤字続きだが、拡大する中国のEV市場で成長投資を続けている。