ミーム株の代表銘柄となったゲームストップ。赤字が続いている(Hiroko Masuike/The New York Times)

コロナ禍の米国市場で急増したのがネット証券や株式売買アプリ「ロビンフッド」を活用する新規トレーダー。SNSのレディットで情報交換をし、ミーム株と呼ばれるはやり株を次々に生み出し、狂乱相場を演出してきた。

ここでは直近株価の1年前比での上昇率をランキングしたが、上昇率3178%でトップに立ったのが世界最大のゲーム小売店を展開するゲームストップ。今年1月、レディットのユーザーである個人投資家らがヘッジファンドのカラ売りに反旗を翻す形で買い向かい、急騰相場を演出した。その後も乱高下を繰り返している。

コロナワクチン開発で躍進したモデルナと独ビオンテックがそれぞれ2位と4位につけるなどバイオ医薬品会社も人気だ。3位は3Dプリンターメーカーのスリーディー・システムズ。1月に発表した決算が市場予想を上回り買いを誘った。ただ直近の株価は一進一退。短期筋の動きについていくのはリスクが高く注意したい。

意外なところではアパレル大手アバクロンビー・アンド・フィッチが6位に。業績が伸び悩み株価も低迷していたが、コロナ禍で実店舗を閉鎖・縮小する一方、Z世代を対象にしたネット販売を強化し業績は復調傾向だ。