東京五輪がアッという間に終わった。コロナ禍での開催にすっきりしない部分はあったが、躍動する選手の姿に勇気をもらった。また、選手を通じて普段なじみが薄い国や世界の状況に関心を向けるきっかけになった。

8月1日には、羽田空港でベラルーシ代表の陸上選手が帰国を拒否して亡命する事件があった。幸い大きな混乱もなく早期に収束したが、亡命という映画さながらの事件が日本で起こった。

この事件でベラルーシに「欧州最後の独裁者」がいることを知った人も少なくないだろう。一連の報道ではベラルーシは自由や民主主義といった国際標準から逸脱した強権国家と強調されていた。