(Zenzen / PIXTA)

起業家にとってベンチャーキャピタル(VC)から行う最初の資金調達は、事業の成否を左右する大きな決断だ。しかし、最近は十分な知識がないままスタートアップが資金調達を行っているケースが増えている。

メルカリの山田進太郎CEOやグノシーを立ち上げた現・LayerXの福島良典CEOのように、起業を複数回経験する経営者は増えているが、まだ日本では少ない。大半の人にとって生涯に立てる起業という「打席」は1回だ。

一方でVCは資金供給のプロとして、多くの経験を積んでいる。両者における情報の非対称性があることで、起業家が知らないまま不利益を余儀なくされているケースについて解説したい。