(Ingka D. Jiw / PIXTA)

ベンチャー企業にとって、飛躍のきっかけになるのが大企業との提携だ。知名度や信用度が上がると同時に、事業を軌道に乗せる原動力となる。実際、大企業との業務提携は盛んで、資本提携に踏み切るケースも多い。

一方で、大企業などの連携先がその立場を利用して、ベンチャー企業にとって不利益となる取引を強要する例が散見される。

昨年11月、公正取引委員会は「スタートアップの取引慣行に関する実態調査報告書」をまとめた。ベンチャー企業などへのアンケートを基に作成した報告書だが、その中で実に16.7%が連携先や出資者から納得できない行為を受けた経験があると回答している。