4月、米国主導の「気候変動リーダーズサミット」に習近平国家主席も出席した(AFP/アフロ)

世界最大のCO2(二酸化炭素)排出国である中国は気候変動問題にどう向き合うべきか。『財新周刊』8月16日発売号の社論ではこのテーマについて論じている。

気候変動はかねて話題となっているテーマだ。7月30日、中国共産党中央政治局会議において、「2030年までのCO2排出のピークアウトに向けた行動計画をできるだけ早く発表する必要がある」と提案された。

世界最大のCO2排出国として、中国のCO2削減は世界の大局に関わる。20年9月、習近平国家主席は国連総会にて、「中国は30年までにCO2排出のピークアウトを、60年までにはカーボンニュートラルを実現する」と宣言した。

過去1年間で、中国はこの「双炭」(脱炭素化に向けた2つの目標)のスケジュールとロードマップを制定するために懸命に取り組んできた。だが現実は、CO2削減の道は現在も模索中であり、制度的メカニズムは整備する余地が大きい。